使用済みタイヤのリユース・リユースに向けた取り組み
株式会社ブリヂストングループであるブリヂストンタイヤジャパン株式会社(以下、BTJ)が今月中旬、いままで大阪、兵庫と2拠点あった工場を統合して「ブリヂストンタイヤリサイクルセンター大阪」をオープンした。
リサイクルセンターの施設面積は約7100平方メートルと広く、施設内には再使用できるリトレッドタイヤ(トラック・バス用)の製造工場と、廃タイヤを燃料としてリサイクル処理する中間処理工場の2つがある。
BTJは今後、使用済みタイヤの回収から、リユース・リサイクルまでを一挙にここで行い、さらなる資源の有効活用に取り組んでいく。
持続可能な社会の実現を目指して環境に配慮
また、BTJはこの取り組みを通して、タイヤの生産、使用が中心だったタイヤ製造のライフサイクルをさらに進化させて、タイヤが使われ、廃棄されるまでの多くを、自社で請け負い対応できるように活動の幅を広げていく見通しだ。
さらに、BTJは周辺の迷惑となる騒音や土壌汚染にも目を向け、それらをあらかじめ防ぐ対策を実施するなど、周辺環境にも配慮した取り組みを行っていく。
編集部 つつみ さえこ
「「ブリヂストンタイヤリサイクルセンター大阪」を開設」ブリヂストンタイヤジャパン株式会社
http://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2013071701.html