磯辺行久氏の新作をはじめ未発表作品が揃う
戦後日本の前衛美術を代表する作家で、広く“環境”をテーマとして現在も精力的に芸術活動を行う作家、磯辺行久氏の約6年ぶりとなる個展が今、千葉県・市原湖畔美術館で開催中だ。
本展では、房総半島の“水”に焦点を当て、地球・大陸・列島を新たな視点で表現する新作をはじめ、未発表作品が約30点展示される等、作品を通して磯辺氏が思う“環境・イメージ・表現”にふれることができる。
関直子氏や齊木崇人氏らを迎えてシンポジウムも
また、来月16日(月・祝)には、コメンテーターに北川フラム氏を、プレゼンテーターに、東京都現代美術館 主任学芸員・関直子氏や神戸芸術工科大学 学長 齊木崇人氏らを迎えて作家・磯辺行久氏をあらゆる角度から検証し、ディスカッションを行うシンポジウムが開かれる。
「磯辺行久 ―環境・イメージ・表現―」
開催期間:2013年8月3日(土)~11月4日(月・祝)
会場:市原湖畔美術館(千葉県市原市不入 75-1)
休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜)
「シンポジウム・磯辺行久 ―環境・イメージ・表現―」
日時:2013年9月16日(月・祝)13:00~16:00
会場:市原湖畔美術館 多目的ホール
定員:70名※予約不要
編集部 つつみ さえこ
「磯辺行久 ―環境・イメージ・表現―」市原湖畔美術館
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