エコボードがバージョンアップ
富士通フロンテック株式会社は環境配慮型野球場向けスコアボードの機能を強化して、新「エコボード」として発売を開始した。
(画像はプレスリリースより)
新製品のエコボードは、本体に搭載した太陽光パネルの発電電力だけでスコア表示の切り替えができるようになった。放送室からの操作は無線LANで行うため、電源工事や通信配線工事は一切必要ない。
曇りなどで日照が少なくても、本体搭載バッテリーで運用可能。バッテリーが満充電の場合、不日照で約12試合分(延長なし)の運用時間を確保している。
さらにこんな新機能が
今回、「メッセージ表示」の機能が新たに加わった。上下2段で最大28文字が得点表示部分に表示される。スコアとメッセージの切り替えができるので、試合のショウアップに役立つ。
野球場のどこからでも視認できる大きな文字(文字の高さ576ミリ)の表示を可能にした「磁気反転式素子」も新機能だ。視認距離が180メートルで視認角度はほぼ水平の160度。
そのうえ、磁気反転方式の素子で反転回数1000万回という長寿命と省電力化を実現させた。
オプションになるが、公式記録操作盤やバックネット裏のサブスコアボードと連携する機能、得点表示を携帯端末で操作する機能をつけられる。
富士通フロンテック株式会社
http://www.frontech.fujitsu.com/release/prs140507.html