官民連携で低炭素社会の構築を
生駒市は、北大和グラウンドや既存住宅地を含む学研北生駒駅周辺の地域において、低炭素社会の構築に向けた「低炭素まちづくり計画」の策定を予定している。
そこで、対象地域の一部である北大和グラウンドについて「低炭素まちづくり事業計画」を民間事業者から募集する。目的として、以下の3点が挙げられている。
(1)環境モデル都市にふさわしい都市型エコ住宅の普及
(2)地域全体での省エネルギー化、低炭素建築物建設による市民への意識啓発
(3)住環境に配慮した街区の形成と周辺の既存住宅地へ広がるマネジメント
(募集要項より)
体育施設閉鎖後の新たな利活用
対象地域は平成元年に北大和体育施設として供用を開始してから、市民のレクリエーションの場として親しまれてきた。しかし、閑静な住宅地に位置していることもあり、住民への負担は大きかったという。
そこで、生駒市は平成27年1月開設予定の北大和スポーツセンター(仮称)に機能を移転・拡充することを決め、その跡地の利活用策として、官民連携によるスマートコミュニティ等を整備する。
事業者は、提案した方法により分譲した住宅のエネルギー使用量を一定期間継続して計測し、計測結果を一般的な住宅と比較して省エネ、CO2削減等の効果を検証する。
生駒市では平成26年3月に国から「環境モデル都市」の認定を受けており、2030年に温室効果ガス排出量を2006年比35%削減することを目標に「生駒エネルギービジョン」や「スマートコミュニティ推進奨励交付金」といった取り組みを行ってきた。
生駒市 ニュースリリース
http://www.city.ikoma.lg.jp/kashitsu/07100/12/01.html募集要項
http://www.city.ikoma.lg.jp/kashitsu/07100/12/documents/0102.pdf