効率的なエネルギーマネジメントを実現
シャープは7月、クラウド蓄電池システム「JH-WB1401/JH-WB1402」を発売する。
同システムはクラウドHEMS(Home Energy Management System、7月4日発売)と組み合わせることで、天気予報を取り入れた太陽光発電の発電予測や、利用者の電力消費状況を分析した電気料金の削減が可能となる。
また、「電力需給逼迫警報」により翌日の計画停電が予測される際は、翌朝からの放電を停止し、停電後は家庭内に自動的に電力を供給する。
(画像はプレスリリースより)
2タイプをラインナップ
蓄電池本体は寒冷地等でも使用可能な屋内設置用と屋外設置用の2タイプ。利用者の住宅環境に合わせて選択できる。
従来機と比較して屋内設置用は約4割、屋外設置用は約3割の小型化を実現。また、これまでは太陽光発電システムと蓄電池システムそれぞれに必要だったパワーコンディショナーを一体化することで、効率的な充電ができるという。
電気料金プランの多様化や、季節や時間帯で変化する利用者の電力使用状況にも、クラウドサーバー内のソフトウェアを更新することで対応できる。
スマホ・タブレットで「見える化」と遠隔操作
クラウドHEMSと組み合わせることで、スマートフォンやタブレット端末で蓄電池残量や履歴の確認、蓄電池の残量に応じた家電機器の使用可能時間のシミュレーションも可能。
省エネ目標を設定することで電力使用状況に応じた省エネアドバイスを受けることもできる。
さらに、対応機種であればエアコン等の家電機器をスマートフォンやタブレット端末から遠隔操作することができる。
発売日は屋内設置用は7月15日、屋外設置用は7月4日。価格はオープン。
シャープ ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/140508-b.html