アニマルセラピー効果等にも期待
UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)は5月22日、昨年に引き続き「ヤギを活用した除草手法」を実施し、ヤギ除草の見学会を行うことを発表した。
ヤギ除草は緑地や管理地等に繁殖する雑草をヤギに食べさせるもので、草刈機を使用する場合に比べてCO2の排出量を抑えることができるエコな手法として注目されている。
(画像はプレスリリースより)
また、UR都市機構ではコミュニティ活性化やアニマルセラピー効果にも注目している。
昨年町田山崎団地(東京都町田市)において実証実験が行われ、安全性やコスト面での実用性及び環境条件による作業性の変動といった結果が得られていた。また、団地の住民からは肯定的な意見が多く寄せられた。
今年は実施団地を拡大
今回は、昨年の実証実験の結果を受けて、導入地区を拡大するとともにより多様な環境条件下での調査を継続していく。
昨年に引き続き町田山崎団地で実施するほか、新たに藤の台団地(東京都町田市)と多摩平の森団地(東京都日野市)でも実施する。また、千葉ニュータウンの事業用地(千葉県印西市)等においても実施を検討している。
これにともない、5月29日には10:30から町田山崎団地においてヤギの見学会「お帰りヤギさん」を実施する予定。半年ぶりに団地に帰ってきたヤギを地域住民とともに迎える。
UR都市機構 プレスリリース
http://www.ur-net.go.jp/press/h26/ur2014_press_0522_yagi.pdf