戸建の断熱リフォームの現状
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社は株式会社アンビエントホームと共同で戸建断熱リフォーム「ハウス・イン・ハウス」事業を開始、4月に全国で募集した初期特別会員が目標を超える37社を集めて、特別募集を終了した。
従来の戸建の断熱リフォームでは、居住する家屋の一部分を断熱工事で破壊する必要があった。そのため、工事期間の長期化や工事中の粉塵などの問題、仮住まいの調達から費用の負担も生じ、リフォーム自体を敬遠される傾向があった。
また、戸建の断熱基準である「次世代省エネ基準」(平成11年)が、約95%の住宅で基準値を満たしていないと推計される。
ハウス・イン・ハウスとは
「ハウス・イン・ハウス」は建物の破壊を行わない非破壊、最短7日間の短工期の戸建断熱リフォーム事業。
仮住まいや引っ越しは不要で自宅に住みながら施工できる。接着剤を使用しない断熱パネルだから将来のリサイクルに対応し、事前の価格明示も可能だ。
応募した初期特別会員に対しては「ハウス・イン・ハウス」事業の立ち上げを支援する。同時に、断熱リフォーム事業のノウハウの確立や住宅消費者に対する訴求ツールなどの開発を会員と共に進める。
7月には住宅消費者を対象に「賢い暮らし方勉強会」を全国で開催し、正しいリフォーム知識や断熱リフォームの重要性を広く伝えていく予定。
同社は同事業によるリフォームで住宅ストックの高性能化を図り、住宅の資産価値の向上に努めるという。
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社のプレスリリース/PRIMES
http://prtimes.jp/ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
http://www.hyas.co.jp/