快適で環境にやさしい住宅
大阪ガス株式会社と積水ハウス株式会社が実施している「スマートエネルギーハウス」の居住実験で年間CO2排出量ゼロを達成した。
(画像はプレスリリースより)
「スマートエネルギーハウス」は快適で環境にやさしい暮らしとエネルギーセキュリティを両立させる住宅。
同ハウスでは燃料電池と太陽電池を組み合わせた「ダブル発電」に加えて、定置型蓄電池(2011年2月~2013年3月)と電気自動車(2013年6月~2014年5月)を使用。これらの最適な制御とHEMSによる家電・ガス機器・住宅設備の自動制御を駆使している。
居住実験を検証
今回の居住実験を検証した結果、次の成果が明らかになった。
1 「スマートエネルギーハウス」は独自の制御方法で燃料電池を最大限に活用し、電気自動車を蓄電池として使用した3電池住宅を実現。通年でCO2削減は103%、節電は82%となり、光熱費と車両燃料費で31万円のメリットを得ている。
2 HEMS(Home Energy Management System)として、エネルギーの見える化、居住者へのアドバイス、各種機器の自動制御を実施。その結果、居住者の快適性と省エネ性を長期間、両立させる効果をあげた。
3 住宅設備の自動制御(電動シャッター、電動カーテンなど)が居住者の利便性や快適性に貢献した。
詳細な実験成果は大阪ガスホームページで8月上旬頃に公開予定。
大阪ガス株式会社プレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/