全国初のワンウェイ方式カーシェアリング
メルセデス・ベンツ日本株式会社(MBJ)、オリックス自動車株式会社、アマノ株式会社はワンウェイ(乗り捨て)方式のカーシェアリングサービス「スマート ワンウェイ カーシェアリング」を横浜市内(神奈川県)で9月1日から開始する。
(画像はプレスリリースより)
カーシェアリングに初参入のMBJは、都市交通に最適なマイクロコンパクトカー「スマート電気自動車」20台を導入。アマノグループは横浜市内8カ所の駐車場を拠点として提供する。オリックス自動車は従来のラウンド方式(車両を借り出したときと同じ拠点に返却する方法)にワンウェイ方式を加えて、新サービスを実施。
サービスの提供は来年3月31日までの期間限定とし、利用状況や利用者の要望を検証する。これは全国初の取り組み、ワンウェイ方式のカーシェアリングが普及し公共交通機関やカーシェアリングの利用が増えれば、渋滞緩和やCO2排出量削減につながる。
利用者には駐車場料金の負担がなくなり、車の利用時間に即したカーシェアリング利用料金で済むというメリットがある。
スマート ワンウェイ カーシェアリング
愛称を「smaco」という。貸出・返却は横浜市内8カ所(センター南駅前、横浜駅西口駅前、新横浜駅前、日吉駅前 慶応大学付近、あざみ野駅近郊 住宅街、たまプラーザ駅前、みなとみらい 赤レンガ倉庫付近、元町中華街)のステーション。走行エリアの制限はない。
オリックスカーシェアにて会員登録後、ICカードが送付される。PC、携帯サイト、スマートフォンアプリから予約し、貸出・返却のステーションを指定する。時間料金は15分200円、距離料金はかからない。長時間パック料金の設定はない。乗車定員は2名。
オリックス自動車株式会社プレスリリース
http://www.orix.co.jp/auto/press/pdf/release_140724.pdf