高まるエコ機能のニーズ
ダイニチ工業株式会社は快適に灯油を節約できる「Wエコモード」搭載のファンヒーターを開発、2014年8月に発売を開始した。
(画像はプレスリリースより)
同社は製品モニターアンケートを実施し、エコ機能へのニーズを調査した。その結果、従来製品に搭載している「ecoおまかせモード」の使用率は91%、家電品一般に対するエコ機能の重視率は93%。エコ機能へのニーズが極めて高いことがわかった。
こうしたニーズから、「ecoおまかせモード」に「省エネセンサー」を加えた「Wエコモード」の機能をもつ2タイプ7機種のファンヒーターが誕生した。
Wエコモード
自動でコントロールするWエコモードがムダをチェックして、灯油の消費を抑制。部屋に人がいるときは「ecoおまかせモード」、人がいないときは「省エネセンサー」と使い分ける。
従来の「ecoおまかせモード」は寒い冬なのか、春先・秋口なのかと季節を判断して、燃焼量を自動コントロールする。好みの温度に設定しておけば快適な状態でセーブできる。ファンヒーターが室温変化をみて、設定温度より3度高くなると消火、1度低くなると点火する。
新機能の「省エネセンサー」は人の動きをセンサーが検知、動きがなければ自動で運転を切り換える。人が長時間、不在にしているのに暖房はついたままというムダをこれで避けられる。
人がいる場合は通常運転。約15分間人の動きがなければ最小
の火力運転になり、さらに約45分間動きがないと自動で停止する。
1シーズンで節約できる灯油代+電気代の目安は、3.7kW機種で56リットル(約6500円)、7.2kW機種で108リットル(約12600円)。
ダイニチ工業株式会社プレスリリース
http://www.dainichi-net.co.jp/