室内の温度差を小さくする
株式会社北洲は室内気候研究所(石戸谷裕二工学博士)と技術提携して、太陽熱や夜間冷気を利用した蓄熱塗り壁材「エコナウォール25」を開発、8月7日に発売した。
(画像はプレスリリースより)
室内の温度差が10度以上になると、人の行動量は約1400歩減少するという。身体活動が健康寿命に関わることを実証したデータもあり、健康寿命を長くするには室内の温度差を小さくすることが必要と考えられる。
「エコナウォール25」は、エアコンに頼らずに室内の温度を一定に保てる潜熱蓄熱材。再生可能エネルギーを蓄熱して、エネルギー消費量の削減に貢献する。
エコナウォール25とは
エコナウォール25には次の特長がある。
1 この塗り壁材は潜熱蓄熱材をマイクロカプセルに内包しており、室温の上昇で熱を吸収して融解、室温の低下で熱を放出して凝固する。つまり、室内に蓄えた自然エネルギーで快適な温度を保つ。高断熱住宅なら暖房費は約40%削減。
2 潜熱蓄熱材にせっこうプラスターを混合させているため、冬の過乾燥や夏のジメジメ感を軽減する調湿性をもつ。温度・湿度の変化が穏やかで、快適かつ健康的。消臭・殺菌の効果も。
3 左官が手作業で塗り込んだ塗り壁は仕上がりが美しく、耐久性も高い。優れた性能を長期間維持することができる。
株式会社北洲プレスリリース
http://hokushu.net/news/20140807.html