ワークプレースチャージング
日産自動車株式会社は電気自動車通勤奨励プロジェクト(ワークプレースチャージング)の取り組みを開始する。
(画像はプレスリリースより)
同社はゼロ・エミッション(CO2排出ゼロ)社会を実現するため、電気自動車(EV)の普及を推進している。今回、同社のEV「日産リーフ」を通勤用に活用する環境づくりとして、賛同企業の事業所内にEV用充電器を設置するプロジェクトに着手した。
ワークプレースチャージングとは職場で充電できる利便性からEV通勤を浸透させる取り組みで、海外で積極的に推進されている制度。実際に、米国での日産リーフ販売実績の約2割はこの制度によるものと考えられる。
ワークプレースチャージングの導入をサポート
同社は、エコに対する意識の高い企業やEV関連企業を対象にワークプレースチャージングの導入を提案している。導入するメリットは、EV通勤の普及で燃料費のコストを低減できる点、事業所周辺の環境保全や騒音の低減にもつながる点が挙げられる。
賛同する企業にはワークプレースチャージングの導入をサポートする。具体的には、普通充電器の設置を支援し、実務運用面でのノウハウを提供。企業ごとの状況に即した従業員のEV通勤の仕組みづくりに協力する。
日産リーフは100%電気自動車で、部品の25%にリサイクル素材を採用した正真正銘のゼロ・エミッション車。同車は世界で約13万台を販売しているが、日産はゼロ・エミッションリーダーとして、EV車の販売にとどまらないゼロ・エミッション社会の構築に取り組んでいる。
日産自動車株式会社プレスリリース
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