環境取組の一環として節電型自動販売機を導入
日本コカ・コーラ株式会社と全国12のボトリング会社等で構成する日本のコカ・コーラシステムは、コカ・コーラ カンパニーの事業指針「Live Positively –世界をプラスにまわそう-」のもと、環境取り組みの一環として、2012年度からLED照明付自動販売機を積極導入すると発表した。LED照明を採用することで、蛍光灯照明に比べ、平均で約70%の節電になる。
持続可能な社会の実現に向けて、企業の取組に期待
コカ・コーラ カンパニーは、「市場」「環境」「社会」「職場」という4つの切り口から持続可能な社会の実現に取り組む「Live Positively-世界をプラスにまわそう-」を事業指針としている。「環境」分野では、「地球温暖化防止」「容器の軽量化/リサイクル」「水資源保護」の3つの重点分野を挙げている。
さらに日本のコカ・コーラシステムは、清涼飲料業界による自主行動計画とも連携し、自動販売機の年間消費電力量を過去10年間で約1/3以下に低減した。今回のLED照明採用により、さらなる消費電力量の削減を目指す。
コカ・コーラシステムはこれまでも、ノンフロン自動販売機の導入、寄付機能付きや災害支援などに代表される社会貢献型自販機の展開などに積極的に取り組んできた。今回のLED照明採用は今後、清涼飲料業界だけでなく広い分野に応用され、広がっていくことと思われる。
日本コカ・コーラ株式会社