「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」三次公募開始

一般社団法人環境共創イニシアチブ（以下、SII）は、住宅の年間一次エネルギー消費量が正味（ネット）でゼロとなる住宅「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス（以下、ZEH）」の普及促進を目的に、ZEHの新築、既設住宅のZEH改修などを補助する「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」を実施している。

「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」は、高断熱外皮や高性能設備と制御機構などを組み合わせたZEHの新築、ZEHの新築建売住宅の購入、既築住宅のZEH改修に補助金を交付するもので、現在、三次公募が行われている。

補助対象となるのは、申請者が常時居住する専用住宅であること、新築建売住宅の場合は申請者が建売住宅の購入予定者であることなどとなっており、賃貸住宅・集合住宅の場合は対象外（申請者の居住部分のみなら可）となっているので注意だ。

補助金額は、一戸あたり定額125万円で、交付条件を満たし寒冷地特別外皮強化仕様の場合は一戸あたり定額150万円となっている。

加えて、ZEHに蓄電システムを導入する場合には補助金額が加算され、補助金額は蓄電容量1kWあたり5万円、補助上限額は本体および設置工事費の合計額の3分の1または50万円いずれか低い金額とのことだ。

三次公募の申込期限は平成28年7月1日（金）17時必着となっており、交付の決定は平成28年8月上旬の予定となっている。




SII 補助金情報ページ
https://sii.or.jp/zeh28/