東京都ソーラーカーポート普及促進モデル事業
国光施設工業株式会社(以下、国光施設工業)は、東京都ソーラーカーポート普及促進モデル事業として、東京都立若洲海浜公園(若洲ゴルフリンクス)と東京都水道局八王子給水事務所の2用地内にソーラーカーポートを竣工したことを2016年7月6日に発表した。
東京都環境公社と東京都環境局が連携して取り組む同モデル事業は、都内駐車場の上部空間を活用して太陽光発電の普及を図るもので、都施設の駐車場に導入したソーラーカーポートについて今後の課題を検証していく。
設置事業者である国光施設工業は、企画提案から調査、設計、施工までを行っている。
野立てより土地を有効活用
国光施設工業は、FIT(固定価格買取制度)の価格低下や送電線の課題に加え、野立て(グラウンド)など大規模なメガソーラー用適地の減少から、首都圏の工場地帯、商業地帯での太陽光発電として、カーポート型メガソーラーの需要増を見込んでいる。
今回のソーラーカーポートは、システムを設置したゴルフ場利用客用と都職員用の駐車場の機能を保つことで土地を有効活用すると同時に、太陽電池モジュールが夏の日差し除けや雨除けとなる効果も期待される。両施設ともFITによる売電を行わず、発電した電気を施設内で使用する自家消費型太陽光発電システムとしている。
(画像はプレスリリースより)
国光施設工業株式会社のニュースリリース/PRTIMES
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