観光客や施設利用者の充電ニーズに対応
シャープ株式会社は、2016年6月27日、高効率な太陽電池モジュール「BLACKSOLAR」を搭載したソーラー充電スタンド<LN-CA2A>を発売することを発表した。
同社は東京都環境公社と東京都が実施する「シティチャージ」の設置事業者に選定され、2015年10月、都内で初の太陽光パネルを搭載した公共の充電スタンドを設置した。現在、東京タワー、虎の門ヒルズ、としまえんの3箇所を数え、今後も普及が見込まれている。
充電スタンドを観光地や公共エリアに設置すると、国内外の観光客の利便性を高めると同時に、環境に配慮した先進的なシンボルとしても機能する。
商業施設や商店街では、買い物客に充電サービスを提供することで満足度の向上につながる。さらに、地域の防災拠点では、停電時の充電ニーズに対応できる。
商用電源不要の独立型システム
ソーラー充電スタンドは商用電源に接続する必要がない独立型充電システムで、太陽電池モジュール「BLACKSOLAR」が発電する電気で携帯電話やスマートフォンの充電を簡便に行える。
蓄電池を搭載しているため、日照量の少ない日や夜間にも充電できる上、日没後に自動で点灯するLED照明により、安全に利用できる。Android端末やiPhone、フィーチャーフォン充電端子に対応する充電用端子を装備する。2,500,000円の価格(税別)で、8月25日に発売する。
(画像はプレスリリースより)
シャープ株式会社 ニュースリリース
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