2.5t積は日本初
株式会社豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニーは、2016年7月26日、日本初の2.5トン積燃料電池フォークリフト(以下、FCフォークリフト)を秋に発売することを発表した。
本格的な市場投入に際し、2012年~2016年に北九州工場、関西国際空港、周南市地方卸売市場での実証実験を実施し、燃料原料採掘段階から稼働段階まで(Well to Wheel)のCO2削減効果などを検証した。
充填時間は3分程度
新製品のFCフォークリフトは、稼働時にCO2、NOxを排出しない高い環境性能をもつ。
フォークリフト専用FCシステムには、トヨタ自動車株式会社の燃料電池自動車「MIRAI」と同じ燃料電池セルを使用しているため発電効率が高く、約3分間の水素充填で約8時間の連続稼働が可能と利便性も高く、作業効率を向上している。
また、外部給電機能としてAC100Vコンセントを標準搭載し、災害などの非常用電源や電動工具用電源に活用できる。
環境省・国土交通省連携事業の「水素社会実現に向けた産業車両の燃料電池化促進事業」が適用される2016年度~2018年度中は、同クラスのエンジン車との差額に対し半額が補助される。
(画像はプレスリリースより)
株式会社豊田自動織機 ニュースリリース
https://www.toyota-shokki.co.jp/