環境配慮型SSに向けて
ソーラーフロンティア株式会社(以下、ソーラーフロンティア)は、タイ王国でシェルグループのサービスステーション(以下、SS)にCIS薄膜太陽電池を設置したことを2017年1月16日に発表した。
この太陽光発電システム搭載のSSは、シェルグループがアジア太平洋地域で実施する大型プロジェクトの一環として行うもので、環境配慮型SSの普及を目指す第一弾である。
節電と環境負荷に貢献
ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池は、同国中部のチャチューンサオ県に新設されたSS内の屋根2カ所に21.76kW分が設置され、現地の太陽光発電EPC専門会社、エナジープロコーポレーションが施工を担当した。
実際に設置した環境で発電性能を発揮する同CIS薄膜太陽電池は、日差しの強さや雨季などの特徴をもつ同国で、発電した全電力を自家消費する環境配慮型のSSを実現すると共に、節電や環境負荷の低減への効果を期待されている。
日本では400カ所を超える昭和シェル石油系列のSSに設置され、停電時・自然災害発生時の非常電源としても機能している。
(画像はプレスリリースより)
ソーラーフロンティア株式会社 ニュースリリース
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2017/C061582.html