日本初のネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを堺市で
大和ハウス工業(株)は、大阪府堺市が進める低炭素タウン構想としての「晴美台エコモデルタウン創出事業」の優先指名を受け、今後は市との協定締結を経て開発を進めることとなった。
同社の開発するモデルタウンは、65区画全ての住戸に太陽光発電システムとHEMS、家庭用リチウムイオン蓄電池、EV(電気自動車)コンセントを導入、日本初のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)にするもの。
泉北ニュータウンは開発から約40年が経過し、建物の老朽化などの理由から再生に向けた取り組みとして同市が目指している。
年間光熱費が差し引きゼロ、CO2排出量を約100%削減
エコモデルタウンでは、一般的な戸建住宅と比べ、太陽光発電システムとオール電化を採用により年間光熱費が差し引きゼロとなり、街区全体でのCO2排出量を約100%削減できるとしている。
またこのほか、省エネに向けてEVカーシェアリングによる省CO2対策も行う。さらに「街づくりガイドライン」「管理組合」「無電柱化」による街の美観維持も織り込む。
同社では、2012年秋から販売を始め、翌年から入居する予定としている。
ニュースリリース
http://www.daiwahouse.co.jp/release/20111006150008.html大和ハウス工業(株)
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