機体に炭素繊維複合材料を使用したエコ旅客機
2011年9月25日、ボーイング社が開発・製造する次世代中型ジェット旅客機、ボーイング787型機がANAに納入。10月30日には、東日本大震災の被災地である仙台空港へ向けた「復興応援フライト」が行われた
日本の製造分担比率が35%にものぼる同機は、機体にアクリル繊維を炭化した炭素繊維に樹脂を混合して成形した、東レの炭素繊維複合材料を約50%使用することで、大幅な軽量化を実現。ボーイング767と比較して約20%の燃費向上を実現した。
航続距離が長い中型機として長距離直行運行が可能
このことにより、今までは大型機でないと行けなかった長距離間でもボーイング787での運行が可能となる。なにより、燃費向上による、離陸時の騒音を約40%削減、排出ガスもCO2を約20%、NOxを約15%削減できる。
2011年11月1日からは、羽田-岡山・広島便に就航。ANAでは環境にも優しい787型機での国内線就航記念ツアーも設定。詳しくはウェブサイトで。
ANA ボーイング787 We Fly 1st.787 │ ANA SKY WEB
http://www.ana.co.jp/promotion/b787/ボーイング787が国内線に就航│航空券│ANA国内線
http://www.ana.co.jp/dom/promotion/787dms/#topic1