パナホーム、CO2排出量収支がゼロとなるエコ住宅を新発売

パナホーム(株)は5日、エコアイディアの新技術により、CO2±0（ゼロ）を実現する住まい『CASART TERRA（カサート・テラ）』を開発し、10月6日より新発売すると発表した。


この特長は、エネルギーをできるだけ使わず、CO2を出さない住まいを目指したもので、年間を通じて温度変化が少ない地熱を活用した「家まるごと断熱」、および新開発の「エコナビ搭載換気システム」の併用で環境性能を大幅に向上、さらに「エコパッケージ」による創エネ・省エネ設備の採用でCO2±0を実現するもの。

そして、天井や外壁に高性能断熱材を充填、また従来の床断熱から基礎断熱として床下の地熱を室内へ取り入れる「家まるごと断熱」を新たに採用したことにより、断熱性能を高め夏涼しく冬暖かい快適な住まいとしている。

さらに、外気を直接導入せず、ベース空間（床下）のきれいな空気を取り入れる換気システムを採用。地熱の活用で快適性・省エネ性の向上を図るほか、建物内外の気温差に応じて自然換気と機械換気を自動切り替えして省エネ空調を行う「エコナビ搭載換気システム」を新しく採用したことで熱ロスを抑え、換気にかかるコストや冷暖房費を節約するもの。

なお創エネ設備としては、太陽光発電システムを基本に、高効率給湯器「エコキュート」や家庭用燃料電池「エネファーム」を組み合わせた2タイプのエコパッケージを用意。光熱費を大幅に節約し、CO2排出量と創エネによる削減量が収支ゼロになるくらしを実現するとしている。

この共通仕様としては、低消費電力の「LED照明」、エネルギー収支が確認できる「ECOマネシステム」、電気自動車用「EV充電用屋外コンセント（200V）」などが採用され、2階建て・210.37㎡（63.63坪）での参考価格は坪当たり70万円程度となっている。




ニュースリリース
http://www.panahome.jp/company/news/release/2011/1005-1.html

パナホーム(株)
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