独自技術で速暖性と省エネ性両立のエアコン発売
シャープは20日、新開発の気流制御技術で速暖性と省エネ性を兼ね備えるプラズマクラスターエアコン「SXシリーズ」8機種を、この11月に発売すると発表した。
同シリーズには、エアコン本体から出る冷・温風の分散を抑えて効率的な冷暖房を実現する「ロングパネル」とともに、「ネイチャーウイング」といってトンボの羽や鳥の翼に似た形を送風ファンに応用するなど、独自の気流制御技術を組み入れたのが特徴。
従来方式のルーバーによる気流との対比で、暖房スピードを約1.5倍早めるとともに、11年前(平均的な買い替えサイクル)の同社機種と比べると、暖房での消費電力量は約2割削減している。さらに季節に応じて最適な運転モードを選択する「季節制御」と「おすすめエコ自動運転」の採用で、快適さの確保だけでなくムダな電力消費を抑えるとしている。
また従来機と同様「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載、冷・温風と一緒にプラズマクラスターイオンを放出し、冬期乾燥シーズンに気になる静電気の発生と浮遊ウイルス作用の抑制とともに、肌にツヤとハリを与えてキメを整える美肌効果もあるという。
発表記事
http://www.sharp.co.jp/corporate/report/aircon4/index.htmlシャープ(株)
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