肌の色を美しくモノの色を自然に見せるLED照明技術
パナソニック電工は8日、LEDの波長制御応用技術によって、肌の色を美しくモノの色を自然に見せるLED照明技術を新たに開発したとし、店舗向けの空間演出性を高める「美光色」シリーズ製品として、来春発売予定と発表した。
同社の「肌の色の好ましさ」を評価する指標「PS(Preference Index of Skin Color)」を用い、肌のくすみが目立つ原因となるLED光の波長を抑制、波長を最適設計したもの。
また、色ムラを抑制するため、LEDチップと蛍光体の配合や発光部の形状を最適化により「美光色LED」を実現、肌の色を美しく見せるだけでなく、平均演色評価数(Ra:100に近いほど良い) も高く設定することで、展示製品などのモノの色を自然に見せることが可能になったという。
そして今後は、肌の色が美しく見える「PS95」と高演色「Ra95」を両立する「美光色LED」技術の活用により、省エネ性に加え、高い演色性が求められる店舗空間に最適な製品化を目指すとのこと。とりわけ、化粧品売場・アクセサリー売場・フィッティングルーム・パウダールームなどといった、店舗内で手肌に塗る、着用するといった試用の場に提案していくとしている。
発表記事
http://panasonic-denko.co.jp/corp/news/1111/1111-4.htmパナソニック電工(株)
http://panasonic.co.jp/pew/