「ロングモード」では従来比約7%走行距離がアップ
パナソニックの自転車製造販売をするパナソニック サイクルテック(株)は1日、自動で最適なエコ運転による節電で長距離走行を実現する「エコナビ」機能付き電動アシスト自転車を、12月1日より順次発売すると発表した。
走行状態をセンサーで感知、自動で省エネ走行する「エコナビ」機能により、道路状況や走行条件に応じ快適性を失わず最適なエコ運転が可能で、節電による長距離走行をサポートするもの。「ロング」モードでは同社の同等品に比べ約7%走行距離がアップしている。
省エネ走行時には、コントロールスイッチパネルのエコナビランプが緑色に光るため、使用者が省エネを意識して走行することで更に走行距離が増し、充電回数が減ることからバッテリーの長期使用が見込める。
バッテリー残量表示、LEDオートライトなども
また、バッテリー残量を液晶画面でより正確にパーセント表示することで、走行中のバッテリー切れの不安を解消した。バッテリー残量20%までは10%単位、20%から5%までは1%単位となり、5%未満は“0”の点滅表示で充電を催促する。
なお同社では、電動アシスト自転車として業界ではじめてLEDオートライトを2012年度の電動アシスト自転車に採用した。夕暮れ時やトンネル内走行時などは、照度センサーが周囲の明るさを感知し、自動でLEDライトが点・消灯して安全な走行をサポートするほか、消し忘れ防止機能もあり、ムダな電力消費を抑え節電をサポートすることとなる。
このほか、高性能のリチウムイオンバッテリーを全車種に採用、充電可能回数が約700~900回となってバッテリーを長く使える。このバッテリーには2年間のメーカー保証がつく。なお、ビビシリーズの価格帯は、税込で9万7,800円から13万5,000円となっている。
発表記事
http://pct.panasonic.co.jp/news/re20111101.pdfパナソニック サイクルテック(株)
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