生活空間を提案するモデル住宅「IAQハウス」オープン
健康・快適・省エネの生活空間を提案するモデル住宅「IAQハウス」をオープンしたと発表した。換気システム技術で住宅の空気質(IAQ)※ を見える化したもので、最新のIAQを体感できるという。
※IAQ(Indoor Air Quality):健康に影響を及ぼす可能性のある環境因子を含めた建物内の空気の質。
春日井市鷹来町の同社敷地内に建設したIAQハウスは、主に住宅の設計施工を行う業者に向け、同社の省エネIAQソリューションを実際の住宅の中に設置、省エネの見える化のほか屋外空気の浄化度合いや空気の流れ、温熱変化の見える化など、IAQを構成する要素をわかりやすく展示している。
最新IAQ機器による気流・温熱への効果を実体感
給気・排気・循環を要素毎に見える化・数値化して体感できるもので、レーザー光やサーモカメラなどで気流や温熱の変化を見えるようにし、最新のIAQ機器による気流・温熱への効果を具体的に体感できる。また、人が原因となる空気の汚れ(CO2、臭気、温度、湿度等)も可視化、汚染物質除去効果も確認できる。
さらに、次世代省エネ基準相当の高気密・高断熱の居住空間により、気流、CO2濃度などが人間に与える影響や、IAQ機器運転による温熱環境の変化を確認しながら、省エネ運転の効果を実感できるほか、実際の住宅における施工具体事例や IAQ商品を構成する各種デバイス技術も展示しており、省エネIAQ機器への理解をさらに進めることができるという。
発表記事
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn111109-2/jn111109-2.htmlパナソニック エコシステムズ(株)
http://panasonic.co.jp/pes/