2011年の話題注目商品ランクでスマホ・LEDが上位に
電通総研は24日、「生活者が選ぶ 2011年の話題注目商品ランキング」を発表、1位には2年連続でスマートフォンが入り、2位にはLED電球が前年10位から大きく躍進する結果となった。
調査はこの11月始め、70歳未満の成人1000人にネットにてアンケートを行ったもので、ランキングは約130の候補商品・サービスについての「認知度」「関心度」「話題度」を合計したもの。
同社は、上位の特徴としてスマートフォン・タブレット端末・ソーシャルメディアなどの「新しい情報ツール」の進展は、生活者自らが情報を発信する傾向がみられ、これに対し企業もこれを真摯に受け止める重要性を認識するようになってきたとする。
省エネ・環境等、生活者自らが日本の未来像に関与
また震災を背景に、「LED電球」「防災グッズ・備蓄食」「扇風機」といった節電関連商品や、「ハイブリッドカー」もベストテンにランクインし、「省エネや環境にやさしい商品」の需要が高まったことは、生活者自らが進んで「日本の未来像」に関与していこうという当事者意識を強めているとしている。
このほかでは、東京スカイツリー・なでしこジャパン・AKB48 などの「日本人を元気にした現象や人々」が目立ったという。
生活者が選ぶ2011年の話題注目商品ベスト10 (前年)
1位 スマートフォン(1 位)
2位 LED 電球(10 位)
3位 東京スカイツリー(7 位)
4位 なでしこジャパン(-)
5位 AKB48(18 位)
6位 芦田愛菜(-)
7位 ハイブリッドカー(16 位)
8位 防災グッズ・備蓄食(-)
9位 扇風機(-)
10位 地デジ対応大画面薄型テレビ(4 位)
電通総研 『話題注目商品 2011』レポート
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2011/pdf/2011136-1124.pdf電通グループ
http://www.dentsu.co.jp/