主力商品全てへの導入開始
AGF(味の素ゼネラルフーヅ)は、11月21日〈ブレンディ〉ボトルコーヒーの主力商品全てに、PETボトルto PETボトルリサイクル方式を採用した環境配慮型の新ペットボトルを導入することを明らかにした。2012年2月より順次切り替え予定としている。
導入時期の前倒しを決定
かねてよりAGFは、地球環境に配慮した企業活動を展開、社会や消費者への責任を果たす体制を整えていた。その企業活動の一環として、〈ブレンディ〉ボトルコーヒー発売25周年・AGF創業40周年の2013年に予定していた導入を1年前倒しで開始する。
ペットボトルの約9割はPETボトルには再生できず
回収されたペットボトルの約9割が食品用トレーなど、品質の低下したものにリサイクルされているが、今回導入のケミカルリサイクルでは、使用済みボトルを化学的に分解して、PET原料に戻し、再びPET樹脂として使用するPETボトルtoPETボトルを可能にした。
特徴
(1)資源面 : 原料としての石油資源を約60%削減可能
PETボトル to PETボトルのリサイクル方式として、東洋製罐株式会社の「ケミカルリサイクル技術」を採用。
(2)環境面 : LCIによるエネルギー負荷を約20%削減可能
LCI(製品の製造、消費、廃棄の各段階における環境負荷を定量的に把握・整理して表示する手法)によるエネルギー負荷は従来のペットボトルに比べ、年間約20%削減可能。
(3)形状 : 従来品に比べウエスト幅が3mm細い
女性やお年寄り、お子様など、どなたでも握りやすく、持ちやすい形状。900ml商品のみ
「フレンドリーボトル」名前の由来
環境に配慮したペットボトルで、顧客にとって形状が持ちやすく、注ぎやすいなど「ちきゅうに、あなたに、もっとやさしく」と言う意味。対象商品は〈ブレンディ〉ボトルコーヒー(900ml、500ml 各種=主力商品全て)
AGF
http://www.agf.co.jp/