業界最短の投写距離、高輝度を実現。省エネにも配慮
ソニーは21日、液晶プロジェクターとして業界最短の投写距離(VPL-SW535は70インチスクリーンで約42㎝)を実現した超短焦点液晶プロジェクターを、12月中旬から発売すると発表した。同機はまた、業界初となる3000ルーメンの高輝度により、明るい部屋でも快適に使用できるのが特長。
スクリーンの近くやホワイトボードに直接設置でき、限られたスペースの会議室や教室などで発表者が近くに立っても、人やPCの影が映り込むことなく投写ができる。同時に発表者自身も光源で目が眩しくなることなく、快適にプレゼンテーションができる。
そして、上下左右方向へのレンズシフト機能とズーム機能を搭載、設置後投写画像の位置調整が容易にできる。「VPL-SW535」は最大消費電力が290W、レンズシフトの大きい「VPL-SX535」は最大消費電力が310Wと、ミラー反射構造の超短焦点モデルでは最も消費電力が低くなっている。
さらに、信号無変化時に自動で徐々に減光する「ランプ減光モード」や画像ミュート時にランプ出力を約70%ダウンする機能を搭載するなど省エネにも配慮するほか、最長6000時間の長寿命ランプを搭載、ランプ交換時までメンテナンス不要の高性能フィルターを装備するなど、購入後のコスト低減を考慮した仕様としている。
市場推定価格(税別)は、「VPL-SW535」が約22万円、「VPL-SX535」が約21万円となっている。
発表記事
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201111/11-149/ソニー(株)
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