電気自動車用「新型急速充電器」を発売
日産自動車は独自に開発した新型の急速充電器を30日より全国の日産部品販売会社にて販売開始しました。2011年度中に急速充電器設置店舗を2倍に拡充します。
日産自動車は地方自治体や集客施設、国内各地の日産販売店などへ「新型急速充電器」の設置・導入を促進し、日本全国の充電インフラ網を整備して、電気自動車で快適なドライブができる環境づくりへ貢献していきます。
今後の増設予定
日産の販売店には現在、急速充電器が約200店舗に設置されています。今後さらに約200店舗に増設し、2011年度末までに2倍となる合計400店舗に設置予定。さらに、販売を共同で進めていくパートナー企業も積極的に募集し、2015年度末までに5,000基の新型急速充電器を販売することを目指します。3種類の仕様があり以下の通り、詳細は同社ホームページにて。
ベース仕様 標準仕様 寒冷地仕様
定格入力 49kW 3相 AC200V
出力電圧 DC500V 最大
出力電流 DC125A 最大
給電用コネクター JEVS G 105-1993*5 準拠品
補助金を利用してより安価に
長岡技術科学大学の協力を得て新回路技術を新型急速充電器へ採用し、日産の生産・開発技術を最大限活用したシンプルで無駄のない構成とすることで高品質ながら従来価格で半額以下となる598,500円(消費税込み)からという低価格を実現しました。
さらに、経済産業省の「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」を利用することで最大で本体価格(税抜き)の半額程度の補助を受けられ、実質の価格は318,500円からと半額近くまでになります。
日産自動車
http://www.nissan.co.jp/http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/111130-01-j.html