今年のキーワードは”つながる”に
SMBCコンサルティングが5日、「2011年 ヒット商品番付」を発表、東の横綱には7月のFIFA女子ワールドカップで初優勝した「なでしこジャパン」が、また西の横綱には生産拡大で経済効果の期待される「スマートフォン」が選ばれた。横綱は2年ぶりの復活となる。
「なでしこジャパン」は、決勝戦で米国に先制点を挙げられるも粘って”つなげて”勝利、また「スマートフォン」は、今年度国内出荷台数が2,000万台を超えることが予測され、今後はスマホで誰でもどこでも直接インターネットに”つながる”時代となるとした。
このほか、「Facebook・Twitter」「マル・マル・モリ・モリ」「九州新幹線」が番付入りし、同社は今年のキーワードは”つながる”だとしている。
震災を機に節電・省エネと健康意識の高まりも
同じく番付入りしたものでは、環境省が提唱した「スーパークールビズ」と夏の暑さを避けるのに流行した「冷やしフード」が関脇にランク、さらにガソリン車ながら高い燃費性能の「第3のエコカー」と震災を機に通勤・通学の手段として見直された「自転車」が小結にランク入りした。
さらに、震災での帰宅困難者の発生から歩くことも見直されて「トーニングシューズ」も番付入りするなど、同社では今年の特徴として節電・省エネと健康意識の高まりを反映したものとみている。
発表記事
http://www.smbc-consulting.co.jp/company/mcs/BizWatch/Hit/SMBCコンサルティング
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