エネルギー消費量半減のカラー再生複合機を発売
リコーは14日、部品のリユースによるデジタルフルカラー複合機の新製品「imagio MP C6000RC」を発売すると発表した。
新製品は、ユーザー使用済みの「imagio MP C6000シリーズ」(2007年12月発売)を回収、厳しい判定基準を満たしたマシンを元機とし、これに再生処理を施したもの。リユース部品の使用率は質量比で平均80%を達成し、製造工程でのCO2排出量は新造機と比較し約86%削減したもので、新造機と同等の品質検査をクリアしている。
また標準消費電力量(TEC)は7.70kWhで、従来機(imagio Neo C600 モデル75)に比べエネルギー総消費量約50%削減を達成するとともに、両面機能搭載にて用紙の節約を促進するため、オフィスの省エネ・低コスト化に貢献するとしている。
併せて高い環境性能を実現し、「エコマーク」や「グリーン購入法」、「国際エネルギースタープログラム」の基準に適合するほか、RoHS指令(EU有害物質削減指令)にも対応しており、規制物質の使用規制に適合している。
A4印刷でフルカラー50枚、モノクロ60枚/分と高速
そして印刷能力は、連続複写速度(A4ヨコ送り)でフルカラー50枚/分、モノクロ60枚/分と高速を実現し、業務の生産性向上に貢献する。両面時の連続複写速度も、フルカラー/モノクロともに片面時と同速を実現し、高い生産性を維持している。さらにセキュリティ機能も標準搭載する。
なお、同製品は2012年1月17日発売で、価格はオープンとなっている。
発表記事
http://www.ricoh.co.jp/release/2011/pdf/1214.pdf(株)リコー
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