JABによる審査機関認定開始に伴い認定を取得
BSIグループジャパンは19日、「ISO50001(エネルギーマネジメントシステム)」規格の審査登録機関としての認定を、この16日に取得したと発表した。今回の認定は、公益財団法人 日本適合性認定協会(JAB)による初めての認定となる。
ISO50001:組織のエネルギー効率の改善とコストの削減を目的としたエネルギーマネジメントシステムの国際規格。
同社は、エネルギー効率改善のためのISO規格を活用してもらうため、ISO50001による認証サービスを2010年5月から開始、同7月には大日本スクリーン製造(株)を対象に世界初の認証も行っているが、このほど、JABによる同規格の審査機関認定開始に伴い、認定を取得したもの。
省エネ取り組みで、今後はISO50001に更に注目が…
日本では、3月11日の東日本大震災以降、多くの組織等で節電を含む省エネへの取り組みが求められており、経済産業省の電力需給緊急対策本部が5月13日に発表した「夏季の電力需給対策について」の中でも、対策の一つとしてエネルギーマネジメントシステムについての言及がある。
そして同社は、今後ますます求められる省エネへの抜本的な取組みとして、ISO50001に更なる注目が集まるとし、これまで行ってきた同規格の審査実績を活かした認証サービスとトレーニングサービスを通じ、エネルギー効率の改善(省エネ)に貢献していくとしている。
発表記事公益財団法人 日本適合性認定協会(JAB)
http://www.jab.or.jp/BSIグループジャパン(株)
http://www.bsigroup.jp/ja-jp/