環境に配慮した公共レンタル自転車利用者が増加中
2011年9月、フランスの首都、パリで市が運営する公共レンタル自転車サービスが3,488,265回という新記録を達成した。同サービス、ヴェリブ(Vélib')の利用回数は年々増加傾向にあり、その利用回数は2010年の同月と比較し62万回増だという。
パリ市は、車の排出ガスによる大気汚染への配慮とCO2削減の観点から2007年よりヴェリブの提供を開始した。
(画像:ブリュッセルのVillo!)
公共レンタル自転車サービスとは?
ヨーロッパを中心に広まっている公共レンタル自転車サービスとは、駅やバス停など人の集まるエリアに設置してある専用自転車置き場で、クレジットカードもしくは専用定期パスを使用し、自転車を時間借りできるサービス。利用者は、貸出返却を自ら行うので24時間年中無休で利用することが可能だ。借りた自転車を借りた場所とは違う専用自転車置き場に返却することもできるなどの利便性がある。
このようなサービスはロンドン、ダブリン、ブリュッセル、ルクセンブルク、ウィーンなどヨーロッパ中に広がっており、日本でも富山で同様のサービスを開始している。
編集部 殿塚
パリの公共レンタル自転車サービス
ヴェリブ(Vélib')ロンドンの公共レンタル自転車サービス
Barclays Cycle Hire ダブリンの公共レンタル自転車サービス
Dublinbikes ブリュッセルの公共レンタル自転車サービス
Villo! ルクセンブルクの公共レンタル自転車サービス
Vel'oh ウィーンの公共レンタル自転車サービス
Citybike 富山の公共レンタル自転車サービス
シクロシティ