合計出力は当初の100万kWから2年後に150万kWに増加
東京電力は6日、千葉の火力発電所で設置を進めているガスタービン発電設備をコンバインドサイクル方式に変更すると発表した。
震災以降の需給逼迫解消のため緊急設置を決めた3台のガスタービン(合計出力100.2万kW:33.4万kW×3台)については、当初予定通り平成24年7月までに全台運転開始させ、その2年後(平成26年7月)までに、このガスタービン3台をコンバインドサイクル方式に変更、恒常的な電源として活用するという。
同社はこの対応により、合計出力で150.0万kW(50.0万kW×3軸)、熱効率約58%を達成することになり、従来の計画より約50万kWの出力増加とともに環境負荷の低減を図れるとし、昨夏設置の緊急設置電源の稼働などを含め、引き続き電力の安定供給に全力で取り組むとしている。
発表記事
http://www.tepco.co.jp/cc/press/12010603-j.html変更工事範囲説明
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120106b.pdf東京電力株式会社
http://www.tepco.co.jp/index-j.html