今年の3月下旬に整備予定
山形県飯豊町役場庁舎では従来、重油燃料の温水ボイラーなどで冷暖房をしていたが、現在バイオマス燃料のペレットを利用した冷温水機と、LED照明の整備が進められている。またペレットを熱源にして暖房のほかに生み出す水蒸気で冷房の空調機も稼働させる。
今までは町庁舎の年間の電気料金と重油代金で約230万円かかっていたが、工事後はペレット代金が140万円ほどかかっても、電気料金と重油代金は大幅に減り、電気料金だけでも年間約76万円削減できると見込んでおり経費が節約できる。この事業で庁舎内に設置するLED照明とともに省エネ対策に取り組む。
地球温暖化防止にも貢献
この取り組みで年間の二酸化炭素排出量を32トンほど削減できるという。LED照明は、国の地域グリーンニューディール基金事業を活用し、年間で二酸化炭素排出量3.4トン、電気料は35%、それぞれ削減が見込まれる。
町民への助成
「ペレットストーブ導入促進事業」町内に居住し、ペレットストーブを設置して、6年間以上使用可能な人に、設置に要する経費(ペレットストーブ本体と煙突等の付属品の購入、取付けにかかる経費)の2分の1を20万円を限度に助成する。
また使用するペレットを町内産にすると1袋(750円で15kg)の購入につき15ポイントもらえます。10袋分150ポイントが貯まると、1,500円分の飯豊町商工会商品券と交換可能。
飯豊町
http://www.town.iide.yamagata.jp/001/teijyuu_kurashi.html飯豊町 H22年度決算報告
http://www.town.iide.yamagata.jp/001/2010kessan.pdf