1回の飛行で38トンのCO2削減
9日ドイツ、ルフトハンザドイツ航空はアメリカへバイオ燃料で飛行する計画を発表した。計画では、2012年1月12日にボーイング747-400を使用しドイツのフランクフルトからアメリカのワシントンへバイオ燃料40トンを積んで飛び立つという。1回の飛行で38トンのCO2を削減できるという。
同社は初めてバイオ燃料での飛行をはじめてから6カ月。ドイツの主要都市、ハンブルグとフランクフルト間をバイオ燃料で飛行した回数は1,187回に達した。バイオ燃料を使用することにより従来の燃料に比べ1,471トンのCO2を削減したという。
同社の使用するバイオ燃料はナンヨウアブラギリ、カメリナ油、動物性油脂を原料とした100%バイオマスを運航の際、従来の燃料ケロシンと半分に混ぜ使用しているという。バイオ燃料はフィンランドのネステ・オイル(Neste Oil)によって製造されている。
編集部 殿塚
Lufthansa
Practical trial of biosynthetic fuel at Lufthansa successful