ほかの州にさきがけて
来年2013年から、カリフォルニア中の携帯電話、タブレット、電気工具などのあらゆる電気機器の充電器に「省エネタイプ」のバッテリーを使用したものが求められることになった。
ロサンゼルスタイムスによると、1月12日に同州エネルギー委員会は全米初となる「省エネ基準」を可決。この基準の導入により、年間3億600万ドルの電気代の節約が期待される。
待機電力が占める浪費電力の割合は、家庭の消費電力の60%を占めているという。
2013年から次々と対応
現在、市場に出ている充電器の多くがすでにこの新しい基準を満たしており、それは簡単に手に入り、しかも安価なものだという。
例えば、新基準に対応した充電器を使用したノート型パソコンを買うとなると、基準外のものを買うより50セント多く支払わないといけなくなるが、1年では19ドルの電気代を節約することができる。
「省エネ基準」は2013年2月1日より携帯電話、電気工具を対象に実施され、2014年1月1日よりフォークリフトなどの産業用充電器に、2017年1月1日より緊急隊員用トランシーバーやポータブルバーコードスキャナーなど商業用充電器への対応がはじまる。
Los Angels Times
http://www.latimes.com/USFL.com
http://www.usfl.com/Daily/News/12/01/0117_025.asp