日本の技術力
神戸製鋼所は主力の空気圧縮機(コンプレッサー)の技術を活用し、これまで廃棄していた排出蒸気を活用した小型発電機などを開発、すでに販売攻勢をかけている。
東日本大震災をきっかけにして、節電や省エネ需要が高まる中、同社は2011年8月より、これまで廃棄していた蒸気にも対応できる小型蒸気圧縮機と発電機の発売を開始していた。ピンチをチャンスに変える日本の技術力を感じる。
(画像はイメージです)
再利用できるものは......
今まで無駄にしていた工場から排出される未利用エネルギーを再利用して有効活用できれば、省エネや電力不足に対応できる。CO2も削減でき地球温暖化対策にもなる。省エネ対応が遅れてがちな中小製造業の工場での導入を見込んで、新たな省エネビジネスとして育成する方針だ。
原油などから不純物を取り除く工程などで、不可欠な大型空気圧縮機。スクリューを使って空気を圧縮する神戸製鋼所の圧縮機は、この分野で世界シェアの3割にもなる。主流のタービン式と比べ狭いスペースでも設置が可能で、小型化機種の開発を進めている。
神戸製鋼
http://www.kobelco.co.jp/神戸製鋼グループの環境ビジネス
http://www.kobelco.co.jp/ecobiz/pdf/__icsFiles/afieldfile/2011/02/24/ecobiz201102.pdfMSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120121/biz12012107010009-n1.htm