1880年から2011年までの地球が温暖化していく様子
アメリカ航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙科学研究所によると、2011年は、1880年からの記録上、9番目に温暖な気候であったことを発表した。地球の表面温度は、1950年から継続的に上昇し続けており、2011年の地球全体の平均温度は、1950年と比較して0.51度温暖であった。
この動画は、1950年から1981年を平均した温度に比べ、温度が上昇した部分を赤で示し、低下した部分を青で示している。1880年より年代ごとに現わしたこの動画は、地球の表面温度が、年々上昇し続けていることを示している。
2011年も過去9番目とかなり温暖な気候であったが、2010年は、観測がはじまって以来、最も温暖な気候の年だった。2010年と2011年の温度差は、0.12度。年ごとに見ていくとその温度差は、微量なものだが全体を通して見ると、地球の温暖化が進んでいることは、はっきりと示されている。
編集部 殿塚
アメリカ航空宇宙局(NASA)
NASA Finds 2011 Ninth-Warmest Year on Record
http://www.nasa.gov/