ごみ箱撤去で公園内のごみがみるみる減少!
オハイオ・デパートメント・オブ・ナチュラル・リゾース(以下オハイオ州自然資源局)では、オハイオ州全ての州立公園で、この3年の間およそ合計約370個のごみ箱を撤去した。すると驚くことに、公園内やトレイル(遊歩道)でごみが激減したのである。
「持ち込んだら、持ち帰ろう」運動を推進
オハイオ州自然資源局は「Carry in, carry out」(持ち込んだら持ち帰ろう)運動を展開中。公園を訪れる人々に自分のごみを持ち帰るように呼びかけている。
また公園内の売店では、繰り返し使える飲料水用のボトルや容器を販売し、プラスチック類のごみを減らす努力も続けている。
年間6万5千ドルもの節約に成功
このような取り組みが功を奏して、オハイオ州自然資源局は、2010年に年間6万5千ドル(約500万円弱)もの節約を計上した。
大幅な節約ができたことで、オハイオ州自然資源局は、州内の南西部で缶のごみを減らす取り組みを始め、春には中央部にも拡大していく予定だ。
オハイオ州自然資源局
http://ohiodnr.com/