ビールを飲みながら環境を考える
さっぽろ雪祭りや歓送迎会などビールの消費量が多くなるシーズンに合わせて、サッポロビール北海道本社は今月から、お店で注文されたビールの消費量に応じて、道内の森林整備を支援するキャンペーンを始めた。
これはグループ会社「サッポロライオン」が運営する「銀座ライオン」の道内18店舗で消費される中生ビール「黒ラベル」と「クラシック」が製造、輸送される過程で排出されるCO2を森林保全活動をすることで埋め合わせしようという取り組みで、ビール1杯注文されるごとに、同社が1杯分の排出量(約66グラム)の5倍のCO2を吸収する森林整備のための資金を提供する仕組みだ。
サッポロは足寄、下川、滝上、美幌の4町で構成する「北海道森林バイオマス吸収量活用推進協議会」と協定を締結。4町の間伐事業を支援していく。
同社の泉山利彦代表はこのキャンペーンについて
「ビール会社らしい支援策を検討してきた。誰でも手軽に参加できるので(温暖化対策の)意識高揚にも役立てるのではないか」
と語り、キャンペーンを通した環境保護に対する意識の向上を呼びかけた。
サッポロビール
http://www.sapporobeer.jp/Yahoo!ジャパン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120215-00000009-mailo-hok