世界的人気者
地球温暖化により生存が脅かされるホッキョクグマ。そのホッキョクグマの赤ちゃんが、地球温暖化問題に警鐘を鳴らす「環境大使」として任命された。
今回ホッキョクグマ初(?)の「環境大使」となった「シク」は北欧デンマークのスカンジナビア野生動物公園で11月に生まれたばかり。母親のお乳が出なかったため飼育係が育てることになり、その様子がユーチューブに投稿され、シクはまたたく間に世界中の人気者となった。
二酸化炭素排出量の増加によって引き起こされる地球温暖化。それにより北極圏の海氷が減少し、氷の上で生活をするホッキョクグマたちは絶滅の危機にさらされている。ポーラーベアーズ・インターナショナルによると、このままでは今世紀半ばまでに推定2万〜2万5000頭いるといわれる野生のホッキョクグマの3分の2が死滅するという。
ポーラーベアーズ・インターナショナルとスカンジナビア野生動物公園は協力して、シクの映像をストリーム配信。シクのかわいらしい姿を通して、世界の人々に地球温暖化防止をよびかける。
シクの映像は explore.orgとpolarbearcam.comにて配信中。
CNN JAPAN
http://www.cnn.co.jp/fringe/30005747.htmlPOLAR BEARS INTERNATIONAL (PBI)
http://www.polarbearsinternational.org/