ニューヨーク市、白い屋根の方が、低温に着目!
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、2011年の夏に行われた、ニューヨーク市の建築物での調査で、白く塗った屋根の方が、黒く塗られた屋根より約5度、低い温度であったと伝えた。
2011年7月22日、ニューヨーク市は、記録的な猛暑に見舞われ、電気使用量も過去最高を記録した。その日、ニューヨーク市に、よくある褐色の屋根は、表面温度、約76度にまで達していたが、白く塗られた屋根は、約71度と褐色屋根より表面温度が、低かったのだ。
ニューヨーク市は、ニューヨーク市内の屋根を白く塗りかえる、「クール・ルーフ・プログラム」に着手、2030年までに二酸化炭素排出量、30%削減を目標に勤しんでいる。
大都市において、建築物の屋根を白く塗ることは、ヒートアイランド効果を軽減させる効果が、期待できると航空宇宙局(NASA)の研究者らは、報告した。
編集部 殿塚
The City of New York
NYC °CoolRoofs
http://www.nyc.govNASA
Bright Is The New Black: New York Roofs Go Cool
http://www.nasa.gov