ラスベガスの電気量を補うソーラーパワー
アメリカ、ネバダ州のトノパーに高さ162メートルの太陽熱発電所用のタワーが、誕生した。
アメリカの再生可能エネルギー発電会社、SolarReserveは、2013年完成を目指して、現在、大型集熱式の太陽熱発電所をネバダ州のトノパーに、建設中だ。
今後、太陽熱発電所用のタワーの周囲には、太陽熱を集める、太陽の方向を自動追尾制御できるミラー、約10,000枚のヘリオスタットが設置される。
この太陽熱発電所の最大の特徴は、太陽によって得られた熱を溶融塩によって、貯蔵できる設備を備えていることだ。
集めた太陽熱は、溶融塩に貯蔵し、熱交換システム通り、蒸気を発生させ、発電タービンを回転させることにより、安定した発電を可能にした。
発電量は、110メガワットを計画しており、ネバダ州の繁華街、ラスベガス・ストリップをきらびやかに照らす予定だ。
編集部 殿塚
SolarReserve
SolarReserve Reaches Major Construction Milestone in Completing Tower for World’s Largest Molten Salt Solar Tower Plant
http://www.solarreserve.com