【速報】4月1日からの東電法人向け電気料金値上げを拒否できるケースがあった！

東京電力は2012年2月初旬に「電気需要契約の一部変更についてのお願い」として、契約電力500キロワット未満の契約者に向けた書面を郵送しているが、これは契約の時期にかかわらず2012年4月1日以降の値上げを要請するものであった。

しかし、電気料金の契約期間は通常1年間。本来なら値上げ実施日が契約期間中の場合は、東電側が一方的に電気料金の値上げを行うことはできない。東電が郵送した「お願い文書」にはこの点に関する説明がなく、枝野経済産業相は改善を指示。

東電は3月21日、ウェブサイト上で改めて「契約電力500キロワット未満のお客さまへのお知らせ」を発表。説明不足を謝罪し、改めて「契約者の明確な了承を確認できない限り、契約期間満了まで現在の契約内容を継続する」と明した。

さらに詳細なイメージ図などの詳細は、東京電力のウェブサイトで確認のこと。



契約電力500キロワット未満のお客さまへのお知らせ
http://www.tepco.co.jp/e-rates/corporate/charge/notice201203-j.html
ご契約期間と値上げ実施日の関係（イメージ図）（pdf）
http://www.tepco.co.jp/e-rates/corporate/charge/images/20120319_1.pdf