サステナブルな街の移動は車より自転車で
今月中旬にオレゴン州のポートランドは、市内で自転車をレンタルするプログラム(Bike share system)を、市議会に提出した。
このプログラムは、市民や観光客を含め、自転車を少額で借りることができ、来年春までに始まる予定。
ポートランドのサム・アダムス市長は、バイク・シェア・プログラムは、ノースウエスト地域で最も自転車の利用が多い都市であることを、さらに印象づける。シンプルで魅力的、近場を車で移動する代わりの手段になるとコメントしている。
ガソリン使用とCO2排出削減効果も期待
自転車をレンタルするプログラムは、現在ワシントンD.C.やボストン、ニューヨークなど16都市で展開されている。また新しく14都市が同様のプログラムを計画中である。
プログラムを実施している、ミネアポリスやデンバーは、街では車の交通量が減り、自転車の利用が確実に増えている。
現在アメリカではガソリンの高騰が続くことから、自動車離れが進み、かなりの利用者があるだろうと見込まれている。
ポートランド・バイク・シェア・プログラム
http://www.portlandonline.com/transportation/index.cfm?c=57983